grab

  • (動)サッと掴む、ひったくる
  • (動)急いで食べる、軽く取る
  • (動)チャンスを掴む、関心を引く
  • (名)掴むこと、奪い合い
UK/græb/

発音のコツ

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grab の母音「æ」は、日本語の「ア」と「エ」の中間の音です。口を横に少し引きながら「ア」と発音してください。語尾の「b」は、上下の唇をしっかり閉じてから軽く弾くように音を出しますが、文末に来る場合は息を止めるだけで音を飲み込むように弱めると自然に聞こえます。

活用形

三単現
grabs
進行形(-ing)
grabbing
過去形
grabbed
過去分詞
grabbed
複数形
grabs

コアイメージ

対象物を素早く、あるいは勢いよくサッと掴み取ることがコアイメージです。物理的に物を掴むだけでなく、急いで食事をとる時や、チャンスを逃さず手に入れる時などに使います。

grabの意味・例文

動詞

他動詞

サッと掴む、ひったくる

To take hold of something or someone suddenly and roughly.

日常会話

He tried to grab my bag.

彼は私のバッグをひったくろうとしました。

→

素早く乱暴に取るニュアンスが含まれます。

日常会話

Quick, grab my hand!

早く、私の手を掴んで!

→

緊急時に素早く握る状況で使われます。

ニュース

The monkey grabbed the banana from the tourist.

その猿は観光客からバナナをひったくりました。

→

動物の素早い動作にも適しています。

他動詞

急いで食べる、軽く取る

To get, do, or take something quickly, especially food or sleep.

ビジネス

Let's grab a coffee before the meeting.

会議の前にさっとコーヒーを飲みましょう。

→

ビジネスや日常で非常に頻出する誘い文句です。

日常会話

I need to grab a quick bite.

急いで軽く何か食べないといけません。

→

grab a bite(軽く食べる)は定番の表現です。

SNS・カジュアル

I managed to grab a few hours of sleep.

なんとか数時間だけ睡眠をとれました。

→

睡眠や休憩を急いで取る時にも使えます。

他動詞

チャンスを掴む、関心を引く

To take an opportunity eagerly, or to attract someone's attention.

ビジネス

We must grab this opportunity to expand.

私たちは事業拡大のこのチャンスを掴まなければなりません。

→

良い機会を逃さず捉える前向きな表現です。

日常会話

The catchy title grabbed my attention.

そのキャッチーなタイトルが私の関心を引きました。

→

grab one's attention(関心を引く)の形でよく使います。

ニュース

He grabbed the chance to work abroad.

彼は海外で働くチャンスを掴み取りました。

→

積極的に機会を手に入れるニュアンスが出ます。

名詞

可算

掴むこと、奪い合い

A sudden attempt to hold, get, or take something.

ニュース

He made a sudden grab for the gun.

彼は突然銃を掴もうとしました。

→

make a grab for の形で「〜を掴もうとする」を表します。

アカデミック

The companies are in a grab for market share.

それらの企業は市場シェアの奪い合いをしています。

→

権力や利益を奪い合う状況にも使われます。

日常会話

She lost her grab on the rope.

彼女はロープを掴む手を滑らせました。

→

物理的な握りやグリップを意味します。

語源

grab の語源は、16 世紀の低地ドイツ語の grabben(掴む)に由来するとされます。この言葉は、手や爪で素早く何かを引っ掴む動作を表していました。そこから、物理的な物をサッと取る意味だけでなく、現代では食事を急いで取る、チャンスを掴むといった比喩的な意味へと発展しました。同じ語根を持つ関連語には、grip(しっかり握る)があります。

派生語・ファミリー

名詞grabber
形容詞grabby

grabの使い方

よく使う組み合わせ

grab a coffee (コーヒーをさっと飲む)grab a bite (軽く食事をする)grab an opportunity (チャンスを掴む)grab someone's attention (人の関心を引く)make a grab for (〜を掴もうと手を伸ばす)

使い分け

grab は日常的にサッと掴むことを、seize は権力や力を使って強引に奪い取ることを、snatch は隙を突いて素早くひったくることを表します。

“I will grab my coat and leave.”

→ 日常的な動作としてサッと手に取るニュアンスです。

“The police will seize the illegal drugs.”

→ 公的な力や権力で強制的に押収するニュアンスです。

“The thief snatched her purse and ran.”

→ 相手の隙を突いて素早く奪い去るニュアンスです。

よくある間違い

× Let's grab to eat something. ○ Let's grab something to eat. → 「軽く食べる」は grab something to eat や grab a bite で表します。動詞の直後に to 不定詞は置きません。

× I will grab to the rope. ○ I will grab the rope. → grab は他動詞として直接目的語をとるため、直後に前置詞 to は不要です。対象物をそのまま置きます。

コラム

豆知識

スナック菓子などのパッケージによく書かれている「Grab and Go(サッと取って行く)」という表現は、現代の忙しいライフスタイルを象徴する言葉です。スーパーやカフェのレジ横にある、手軽に買える商品コーナーの名称としてもネイティブの間で親しまれています。

リアルな使われ方

ネイティブは「席に座る」ことを take a seat だけでなく、よりカジュアルに grab a seat と言います。会議室に入ってきた同僚や、家に遊びに来た友人に対して「Grab a seat!(適当に座って!)」と声をかけるのは、非常に自然な日常風景です。

映画・音楽での使われ方

2000 年の映画『スナッチ(Snatch)』は、強盗や裏社会を描いた作品です。日常的な「サッと掴む」である grab に対し、snatch が「ひったくる・強奪する」という犯罪的でネガティブなニュアンスを持つことが、このタイトルからもよく分かります。

イディオム・定型句

イディオムup for grabs

誰でも手に入れられる、未定で

“The championship title is still up for grabs.”

定型句grab a seat

席に着く、座る

“Come in and grab a seat anywhere.”

定型句grab the headlines

大々的に報道される

“The scandal grabbed the headlines for weeks.”

grabを使った会話例

オフィスの休憩室で同僚と

A

I have a meeting in ten minutes, but I need to grab a coffee first.

B

I can make one for you. Did you grab a bite this morning?

A

No, I overslept. I just snatched my bag and ran to the train.

B

You should eat something. There are some donuts up for grabs in the kitchen.

A

Thanks! I will grab one. By the way, did you read the news that grabbed the headlines today?

B

Not yet. I will check it after I finish this report.

文化的背景

アメリカのビジネスシーンでは「Let's grab lunch」のように、grab を使って食事や用事を短時間で効率よく済ませるニュアンスを出すことが好まれます。忙しい現代社会のスピード感を反映した言葉と言えます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. grab とは?

対象物を素早くサッと掴むことを表す動詞です。『Let's grab a coffee.(コーヒーをさっと飲もう)』のように、急いで何かを取ったり食べたりする日常会話で頻出します。

Q. grab と catch の違いは?

grab は自分から積極的に手を伸ばして掴み取る動作に焦点があります。一方の catch は、飛んでくる物や逃げる物を捕まえる動作です。『catch a ball(ボールを捕る)』と使い分けます。

Q. 「軽く食事をする」と言いたい時は?

grab を使った表現が非常に便利です。『Let's grab a bite.(軽く食べよう)』や『I'll grab lunch.(サッと昼食をとるよ)』は、ネイティブが毎日使う定番フレーズです。

Q. grab someone's attention の言い換えは?

よりフォーマルな文脈では attract や draw が適しています。『The advertisement attracted my attention.(その広告が私の注意を引いた)』のように言い換えると丁寧な印象になります。

Q. up for grabs とはどういう意味ですか?

「誰でも手に入れられる状態」「まだ決まっていない」という意味のイディオムです。『The prize is still up for grabs.(その賞はまだ誰のものになるか分からない)』のように使います。

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CHECK QUIZ

Q: 警察が空港で違法な薬物を「強制的に押収する」のに適した動詞は?

Q: 「ちょっと軽く食べに行こう」と誘う時の自然な表現は?

Q: 「The title grabbed my attention.」の意味として最も適切なものは?